古着屋でみつけた柄の良い着物を洋服にしたい!
昔の着物の柄は現在では出来ない独特の味のあるアンティーク感がいいですね!
そのまま着てみたいとか洋服にしたら良いのじゃないかと思うのも良くわかります!
外国でも大変注目度が高く人気を集めると思います!さてどうしたらいいのか?
洗い張りか湯のしをお勧めします!
まず着物をほどいて生地を綺麗にすることです!
御自分に合わせて仕立て直しをするとか、柄のいいところを使ってワンピースやジャケット等々の洋服に仕立て直すと良いでしょう!
どんな方法でどのような手順で進めていくのかを説明していきます!
目次
1.洗い張り
洗い張りは現在のように丸洗いがない時代の着物を洗う一つの方法です!
着物を全部解き各部位に分けそれぞれをつなぎ合わせて反物にして水洗いします!
縫い目や折れ線を消せますのサイズを変えて仕立て直したり洋服の生地としてリホームして着用できるようにします!
呉服店やクリーニング店に依頼されると良いのですが、出す前に着物を広げて汚れやシミやカビなどがないか?着物の状態を確認し専門店に頼みケアされると良いでしょう!
*汚れやシミがない場合は湯のしという方法もあります!
洗い張りと同じように着物を解いて蒸気で熱を加え伸ばして反物状態にします!
2.仕立て直し
これも呉服店かクリーニング店に相談されると良いのですが御自分自身で着のか誰が着るのか?
着用する人のサイズがその着物から取れるのか?寸法を確認して下さい!
仕立て上がり寸法の身丈(肩山からくるぶしまでの長さ)裄丈(後ろ首の真ん中から手首のくるぶしまでの長さ)を計っておくと良いでしょう
短くしたり小さくするのは問題ないですが長さや幅を取らななければいけない場合は生地の継ぎ足しが必要になります!
丈をとれない場合は羽織や道行にするのも良いのではないでしょうか!
年代物の着物の場合生地の劣化が進んでないかを見ることも大事です!
特に表地が大丈夫でも裏地が変色していたり劣化がひどい場合が多いので単衣にするか新しく裏地を付ける事をお勧めします!
洋服に仕立てる場合は利用したい柄の所にシミが有れば洗い張りの時に染み抜きを依頼しておくと良いでしょう!
牡丹や菖蒲等々日本特有の和柄のワンピースやジャケットにリホームするとお洒落で見栄えがよいものができるしょう!
生地の全てを使えない場合はポーチやショール等の小物にする手もあるのではないでしょうか?
まとめ
着物は親子代々三世代に渡り受け継いでいけるものです!
そのためには汚れたらクリーニングに出し,たまには洗い張りで綺麗にしたりして
年に二回は虫干しをしお手入れをする事が着物を大事に着て代々に伝えていくための昔からの知恵だと思います‼
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