今は昔と違って生活形態や住宅事情も変わり着物専用のタンスや桐タンスを持っている御家庭は少ないと思います。クリーニングから出来上がってタトウ紙に入れたままだったり、段ボール箱などに入れたまま等々どうしたら良いのか分からない事があるとよく聞きます!
現在ではコンパクトで安価な引き出しが3~4段の桐のタンスや箱等々を使用しご家庭で手軽に保管出来る様になりましたのでその辺りを紹介します!
着物は湿気が一番の大敵でカビやシミの原因
それを回避するために虫干しが末永く
着用維持して行くためのお手入れ方法が
着物を自宅で保管するうえで一番大事な事です!簡単な事なので必ず行って下さい!
目次
1.着物のお手入れと虫干し
着物をたたんで保管する前に必ず虫干しをする!
直射日光を避け風通しをよくして室内で陰干しをするという事です!
梅雨明けの7月頃や秋口の11月頃で
晴れて空気が乾燥した日
風通しの良い部屋に着物を広げて吊るして干します!
そのためには着物用衣紋掛が両袖を広げられるのでいいのですが、ない場合は普通のハンガーでも構わないのですが、
自分で衣紋掛けを作ってみましょう!
百均かホームセンターで塩化ビニール管か細い園芸用の棒を利用し、着物の右袖口から左袖口までの長さに切断して、真ん中にS字フックを紐で括り付け着物をかけて干せるようにしましょう!
裾が床に着くようならズボンハンガーを利用して裾を挟み上に吊り下げましょう!
干す時間は半日から一日ぐらいです!
一日ぐらいの着用で飲み物や食べ物をこぼしたりしてなく特に汚れてない時でもまずブラッシングをして必ず虫干しをして保管しましょう!
(注)正絹の着物をクリーニングに出しタトウ紙に長い間入れたままにしておくと湿気を帯びカビやシミの原因になりますので、必ず虫干しをしましょう!
2.保管方法
保管場所は台所や風呂場の隣にある部屋は避けましょう!
クローゼットの場合はあらかじめ湿気とりのボックスを四角に置き準備しておくことです!
着物を5着以上所有されてる方はホームセンターなどで市販されている引き出しが3段から5段の桐たんすが有りますのでお勧めします!
着物を2つ折りして入るサイズの着物保管用袋や箱の場合は四角に乾燥剤を置き
防虫剤は直接着物の上には置かないようにしましょう‼
保管する前には気着物を広げて汚れが残ってないかシミはないか?
検品して気になることがあれば専門のクリーニング店に相談して下さい!
着物のお手入れで一番大事なことは虫干しです‼
年に2回行うのがベストですが、最低でも必ず1回は行ってください!これが着物をいつまでも着れるように維持していける最良の方法です!
(補足)留袖や訪問着等は畳んで保管してても必要な時直ぐ着れる様に和服本畳みにしておくことで畳みジワが気にならなくて良いでしょう!別の項目で畳み方は説明しています!
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3.まとめ
着物の保管で一番気を付けなければならないのは
カビやシミの原因になる湿気です!
保管環境はご家庭によってクローゼットや押入れやタンス等々様々でしょうが保管状況を快適にする為に乾燥剤や防虫剤を使用して準備しておきましょう!
そして年1~2回の虫干しをは必ず実行して下さい!
コンパクトな桐のタンスを紹介します!
他にも1箱物から大きな物まであります
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